「東山魁夷と風景画の旅 —日本から世界へー」

美術館・博物館

  • 「東山魁夷と風景画の旅 —日本から世界へー」 東山魁夷《緑の朝》(1991年)福田美術館蔵
東山魁夷(1908-1999)を中心に、日本と西洋の風景画を紹介する企画展を開催します。本展では、福田美術館が所蔵する魁夷の名品約30点を一挙公開し、京都の修学院離宮を描いた《夕涼》や、円山公園の祇園しだれ桜を描いた《花明り》(大和証券グループ本社蔵)などの名品も特別展示します。加えて、与謝蕪村や池大雅が憧景した中国の山水画に基づいて描く、近世の風景画から始まり、横山大観・菱田春草らが光や空気を新技法「朦朧体(もうろうたい)」で表現した近代日本画までも紹介する、風景画の歴史を辿る展覧会です。さらに、東山魁夷らが描く日本の風景画に併せて、19世紀フランスで活躍した西洋画家カミーユ・コローやクロード・モネの作品も展示します。彼らが紡ぎ出した印象派の光と色彩、そして魁夷の静謐な詩情が、東西の風景画を通じて響き合う美の世界に誘います。
日程
2025年2月1日(土)~4月13日(日)
前期:2月1日(土)~3月3日(月)
後期:3月5日(水)~4月13日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
料金
1,500円
場所
福田美術館
電話
075-863-0606
休館日
2月18日(火)、3月4日(火)

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